プラグ交換で走りが変わる!

フォルツァ MF13

皆さんはプラグ交換していますか?

プラグ1本交換で燃費改善しました!

フォルツァはプラグ1本なので、お高いプラグを買ってもその差は2本分くらいで済みました。

燃費が向上したということは、高いものを買ってもすぐに元が取れるということです。

そのうえ性能も上がって良い事ばかりです。

交換もそこまで難易度は高くないですし、初心者の方にも簡単な整備の一つだと思います。

走行距離が多いプラグはどんな感じになっている?

2万キロ走って一度も交換をしていないと、どんな感じになっているか知っていますか?

プラグの交換の時期は3000km〜5000kmと言われています。

長く乗っていると、電極の角がなくなって、丸みを帯びてくると火花も飛びにくくなってきます。

あまり交換する人はいない感じに思いますが、皆さんはいかがですか?

僕も頻繁に替えたりはしていませんが、普通に乗れていました。

ZRX1100やFZ-6を乗っていたときは、たまに交換をしていましたが、それでも推奨交換距離では交換した記憶がありません。セルで付きが悪くなってきたりすると交換するといった感じでした。

今回は中古で買った為、自分のバイクの状態も知っておきたいと思い、交換しました。

その様子をお伝えしたいと思います。

フォルツァMF13は、燃費がリッター28km〜32kmとネットの皆さんの声があります。自分は22000kmで中古を買ったのですが28〜29kmぐらいでした。とりあえず駆動系やオイル交換もしていきましたが特に燃費が伸びる様子もなかったです。

買ったときの状態が悪かったので、整備と確認の為に交換を考えていました。

プラグにもいくつかの種類があり、ノーマルプラグでも良かったのですがフォルツァに使うのは良いものにしたいと思いMoto DXプラグにしました。

フォルツァに使うのは1本なのです。ちょっとくらい良いプラグを入れてもバチは当たらないと思い、良いものにしました。

主なプラグの種類

一般的なスパークプラグ (レジスタープラグ)
平均価格: 500円〜1,500円

グリーンプラグ
平均価格: 1,000円〜2,000円

白金プラグ
平均価格: 1,500円〜3,000円

イリジウムプラグ
平均価格: 2,000円〜4,500円

Moto DXプラグ
平均価格: 3,000円〜5,000円

などいろいろとあります。

以下に各スパークプラグの性能の違いを表形式でまとめました。

スパークプラグ材質耐久性点火特性特性
一般的なスパークプラグ (レジスタープラグ)銅中心電極約3,000〜5,000km基本的な性能で日常運転に適しているコストパフォーマンスが良く、一般的な車両に広く使用
グリーンプラグ特殊な合金やや長寿命燃焼効率が良く、エコ運転に適している場合が多い燃費向上や排出ガスの低減に寄与
白金プラグ白金電極約10,000〜20,000km熱抵抗が高く、安定した点火性能を発揮燃費向上、アイドリング安定性の向上
イリジウムプラグイリジウム電極約10,000〜20,000km非常に高い点火性能、始動性が良い高負荷条件でも安定、パフォーマンス向上に寄与
Moto DXプラグ高性能材料(ブランドによる)約10,000kmバイク特有の高回転特性に対応高回転時のレスポンス向上、エンジンパフォーマンス向上

大体の目安ですが、このようになっているみたいです。

4個必要ならば高いものだと1万を軽く超えてしまうので、レースとかをしない方には手の届きにくい物になってます。

でもフォルツァは1本しか使わないので良いものにしました。

ネットで買うともっと安く手に入るので、amazonなどで探してみるのも良いかと思います。

交換のしやすさ

フォルツァはプラグ交換が非常にしやすいタイプのバイクだと思います。

バイクの車種によってはカウルを外したり、タンクを外したりと少し手間がかかるものもあります。

左の足場の所についているラバーをはずして、ねじを一本外せばプラグにアクセスできます。

プラグを外すには車載工具に入っている、プラグレンチがあれば交換できると思います。

なければ社外のプラグレンチを用意しなければいけません。サイズは14mmのレンチです。

エクステンションバーがないと届きませんので、プラグレンチの他に用意しましょう。

注意点

プラグコードがしっかり刺さっていますのでまっすぐ引き抜きます。その際に周りの砂や汚れがありますので少し掃除をしてから外すと良さそうです。

もしあるならば、エアダスターやブラシなどで落としましょう。

砂がねじ山に入ったりするとねじ山がつぶれたりして大変なことになりますので注意です。

コードを外したらまた掃除をしてプラグを外します。取った後の穴にほこりや砂が入らないようこちらも注意です。

段減りがすごい

こちらは取ったプラグです。右側。物は違いますが新品の物と比べて見ると電極の角が丸くなっているのがわかりますか?

長く使っていると、このように段減りしてしまって火花が飛びにくくなってしまい、始動性や燃費が悪くなって不調を起こします。

アイドリングも悪くなってしまうので普段、停車してるときに不安定ならばプラグを疑っても良いかもです。

交換を前提に作業してますので今回は交換しますが、状態を見てまだ大丈夫そうならば火花チェックをし飛び方をみて黒くなっていないか白く焼けすぎていないかを確認。真鍮ブラシやナイロンブラシなどで清掃することも大事なことです。案外これだけでも良くなることがあるので。

取り付け方

事前に外すときに掃除をしましたが、確認で穴周りに砂やほこりがないか見てください。

初めからプラグレンチで回さずできれば手で初めは回し入れてください。

初めからレンチで回すと、斜めにはまってるのに気づかないで回して、力がかかった状態でねじ山をなめてしまいます。これでなめてしまうと修理費がとても高くなります。手で力を入れないと回らないようならば一旦取り外してやり直した方が無難です。

回して手で回せるところまで行きましたら、レンチを使って最後の締め付けをします。

トルクレンチがあると安心ですが、ない人が多いと思います。

新品の場合は60度くらいの回転で締め付けるとよいと思います。プラグのねじ径によってトルクが変わってきますので、それぞれのトルクで回すのが良いでしょう。

一旦外したものはワッシャーがつぶれているのでもう少しゆるく締めます。

しっかりと締めたらプラグキャップを奥までしっかりとはめ込んでプラグ交換終了です。

交換後

交換してからの変化ですが、まずは始動性ですが前もあまりもたつくようなことはなかったので、あまり変わらなかったです。

バッテリーも交換していたので電圧があるので変わらないのかなと。

走っている時は、加速がスムーズになってスロットルを開けるとすぐついてくるようになりました。

フォルツァで1回のガソリンを入れての平均走行距離は約400kmで、今までの平均燃費はリッターで28〜29ぐらいでした。

これが改善されて31〜32km平均になりました。街乗りでの走行でこれぐらい走れれば良い方になるのではないでしょうか?さすがに125ccや150ccのバイクとかに比べると落ちますが十分だと思います。

燃費が良くなっているので、プラグ1本良いものに変えてもすぐに元がとれて、なおかつ性能が上がります。

高速道路での走行だと平均45kmになるので、スピードが出れば燃費もよくなり、スロットル操作で回転数も一定で走ればもっと上げられると思います。

まとめ

普段バイクに乗っている人も、気にすることが少ないプラグ交換ですが

  • 始動が悪くなってきた
  • 加速が落ちてきた
  • 燃費が落ちてきた
  • アイドリングが不安定

このような症状が出てきたらプラグ交換をお勧めします。

いつも乗っていると気づきにくいとは思いますが、点検だけでもしてみると良いと思います。

始動性も良くなり、燃費も向上、加速性能が上がったりと良い事がたくさんあります。

おまけ

シートのカバーも買いました!武川のメッシュシートカバーでクッション性がアップして、シートの蒸れがなくなり、夏はとても走りやすかったです。
凡庸のメッシュシートもコミネからも出てますので自分のバイクにあった大きさを付けてみては?

以上皆さんの参考になって、整備のきっかけにもなれば幸いです。

見てくださいましてありがとうございました!

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