雨の日、冬の日の必需品 曇らないピンロックシート

フォルツァ MF13

全然曇らないピンロックシート

バイクに乗っている時に急な雨に降られたり、寒い時期にシールドを下げていて曇って視界の確保が難しいときありませんか?

内側が曇ってしまうので、シールドを開けると曇りは改善されますが、雨が入ってきたり寒かったりと何かと開けると良い事がないですよね?

閉めたまま走っていると、シールドの中が曇ってしまい視界の確保が難しくなります。

曇っていると信号を見逃したり、歩いている人や車の合流、車線変更に気づきづらく、大変危険。

自分は通勤で雨の中を走ったりすることが多くなり、曇りに対して不便なことが多くなりました。

そんな時にピンロックシートを知って取り付けをして走行したら全然曇らなくなりました。

今までは、買い物やツーリングで雨の時などはあまり乗ったりはしていませんでしたので、特に気にはしていませんでした。

寒い時期に、自分の吐き出す息で曇ったことはありませんか?それがまるっきりなくなりました。

すべてがよかった!とは言えないですが良かったこと、悪かったことをわかりやすくお伝えしていきます。

どのような人に必要なのか

ピンロックシートが必要な人は?

1. 寒冷地や冬季に乗る人

寒い地域や冬季にバイクに乗る際は、気温の低さと息の湿気が原因でシールドが曇りやすくなります。ピンロックシートは曇りを防止するため、特に冬場に長時間走行するライダーには大変役立ちます。

2. 雨天での走行が多い人

雨の日は湿度が高く、シールドが曇りやすい環境です。ピンロックシートは、このような状況でも視界をクリアに保つため、雨天時の通勤やツーリングをする方に適しています。

3. 通勤や長距離ツーリングをする人

日常的にバイクで通勤する人や、長距離ツーリングをする人は、天候の変化に左右されやすく、視界の確保が安全走行に重要です。曇りを気にせず快適に走行したい場合に、ピンロックシートは非常に便利です。

4. 信号や停車が多い市街地で走行する人

市街地では信号待ちや低速走行が多く、シールドが曇りやすい環境です。特に、息がシールドにこもりやすい都市部のライダーには曇り止め機能が重宝されます。

ピンロックシートは、天候や環境に応じた安全な視界を確保したいライダーにとって特に有用なアイテムです。

メリットデメリット

バイクのヘルメットに使うピンロックシートのメリットとデメリットについて。

メリット

1. 曇り防止効果

 ピンロックシートは、ヘルメットのシールド内に挟み込むことで曇りを防ぐ役割を果たします。これにより、寒冷や湿度の高い環境でも視界がクリアに保たれます。

2. 簡単なメンテナンス

 ピンロックシートは取り外しが比較的容易で、定期的な清掃や交換が簡単です。視界の状態を常に最良に保つことができます。

3. 視界の確保

 曇りがないことで、雨の日や冬の寒い日などにおいても安全な視界を確保でき、事故のリスクを低減します。

4. 取り付けが簡単

 多くのバイクヘルメットはピンロック対応のシールドが標準装備されており、シートの装着が簡単です。

デメリット

1. ヘルメットとは別に買うことになる

専用のものもありますが、凡庸でもヘルメットとは別に買わないといけないので、お金がその分かかります。物によりますが大体2000〜3000円が主流となっていると思います。

2. 互換性の問題

 すべてのヘルメットがピンロックシステムに対応しているわけではありません。対応していないシールドには装着できないため、対応モデルを選ぶ必要があります。

3. メンテナンスが必要

 シートに汚れや水分が付着すると、視界が悪化するため、定期的な清掃が必要です。放置すると曇り止め効果が減少します。

4. 視界の端がぼやけることがある

 ピンロックシートはシールド内に挟み込むため、取り付け位置によっては視界の端に若干の歪みやぼやけが生じることがあります。

5.夜間時、暗い時の見え方

暗いところでの走行や夜間時はテールランプなどが2重に写って見えることもある為、気になる人は気になる感じ。運転の妨げになることがある。

ピンロックシートは、快適で安全なライディングをサポートする優れたアイテムですが、適切なメンテナンスやコスト面も考慮する必要があります。

どれにでも取り付けできる?

ピンロックシートはどのヘルメットにも付けられるわけではないので注意が必要になります。

各有名メーカー、アライやショウエイ、OGK等は専用のものがあったりしますが古いヘルメットやあまりメジャーなメーカーのヘルメットは凡庸のタイプを付けます。

一番簡単なのは専用を買うと良いと思います。


自分のは古いヘルメットで、専用のシールドピンロックシートはないので、凡庸を買いました。

いろいろなところから出ていますが自分は「Run Wind」というブランドのピンロックシートにきめました。

アライ、ショウエイ OGKのシールドに対応とうたっており、大体の物には装着できると書いてあるので。

ただし、アライはシールド上部にベンチレーションがあるのが多いので、それを避けて貼り付けないといけないです。

ほかのメーカーを調べてみると、ベンチレーションに対応している物もいくつかあるみたいなので、自分に合っているのがわかる場合はそれが良いかと思います。

実際、少し下の方に貼ってしまうので姿勢によっては、ピンロックの境目が視界に入ってきます。

少し下につけているためかシールドを完全に閉めてロックさせようとすると、しっかりとおさないと引っかかって隙間ができてしまいますので、できれば専用が良いかと思います。

どのくらい曇らないか

雨の日に走りましたが、まったくと言っていいほど曇りません。ピンロックシートの貼られてないところは真っ白に曇りましたが、貼ってあるところは見やすく安全に運転できました。

視界の確保は安全運転に本当に必要なので、自分は点けて良かったと思います。

大雨での走行も、しっかりと見えるし曇らないのでシールドを開けなくてよい、雨が入り込まないのが良いですね。

構造について簡単に

ピンロックシートは、シールドとの間にできる空気層による2重構造で、外気とヘルメット内の温度差が生じても、空気の層が断熱材の役割を果たし、温度差を緩和します。家の水滴の付きづらい窓と同じですね。

密閉性があり、シールドとピンロックシートの間に空気の層ができることで、外気が直接入るのを防ぎます。これにより、シールドの内側に結露ができにくくなり、曇りを効果的に防ぎます。

これらの仕組みによって、ピンロックシートはヘルメット内の湿気や温度差による曇りを防ぎ、クリアな視界を維持します。

取り付けは、自分が買った「Run Wind」のピンロックシート、簡単に取り付けられるセットが入っています。

それを使って手順通りにすれば簡単に付きます。

シートもフィルムが3分割になっているため貼りやすく失敗しづらくなっています。

注意点としてはサイズが合うか、ベンチレーションの位置などシールドについているものがある場合それに気を付けるぐらいだと思います。

素材が特殊らしいのでアルコールを使って拭くと良くないということです。汚れた時は中性洗剤で洗うと良いそうです。

使用感、感じたこと

使って約3か月ほど立ちましたが大満足です。梅雨の時期の雨やゲリラ豪雨の時にも曇らなくて安心して乗ることができました。

自分は調光シートの物を付けましたので、紫外線で色がかわり薄紫色になることでスモークシールドにしなくてもある程度は遮光してくれます。

日差しが強すぎる時は少し物足りなくなりますが。

夜はあまり走らないので、ピンロックシート特有の光の乱反射はそこまで気にしてはいません。

気になる方はいるとは思いますが、それ以上に曇らないということがとても良いと思っています。

夜をメインに走る方や暗い道を走ったりする方は乱反射というか2重の映り込みが気になるかもしれないです。

繊細な方はちょっと待って考えるのも良いかと。

雨の日、寒い冬の日は走らない方でシールドが曇ったことが少ない方には恩恵は少ないかもしれないです。

以上、最後までご覧になってくださいましてありがとうございました。

皆さんの参考になれば嬉しいです。

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