2年ぶりのブレーキフルード交換

ブレーキフルード交換 ブレーキ エア抜き NMAX155

いつも使っているNMAX。メンテもたびたびしていますが、もっぱら気が付いたところを整備をしている今日この頃。
いつも使っているだけにタッチの感じが変わったのがわからないで気づかず使っていました。

最近ブレーキの握り込みが深くなってきてると思ったのを感じてましたので、気になって色を確認しました。見てみると茶色に変色してるではないですか?白濁としてないだけまだましかなと思いつつフルードの交換をしました。

今回写真を撮り忘れてほとんどないのですが、あるだけで簡単にですが説明します。

ブレーキのマスターシリンダーの蓋をねじ2個を外して開けます。2重になっていますので中のゴムでできたものダイヤフラム?を破らないように取り外すと上記のような状態になります。

この時にブレーキを握ってしまうとフルードが飛んで周りに飛び散ってしまいますので気を付けてください。フルードは塗装面とかにつくと塗装がはがれたりしまうのでついた場合はすぐに拭いて終わったら水をかけてください。

ブレーキフルードは吸湿性があり水に弱いため空気になるべく触れないようにしっかりと蓋が閉まっています。もし水に触れてしまったりすると白濁してフルードとしての機能がなくなってしまいますので注意を。

こちらはリアキャリパーです。エアが抜けるところにホースを差し込みまして、レンチ等で緩めるとフルードが出てきます。

この時にブレーキレバーを握ると出てきますので、握ったままレンチで閉めます。そうすると古いフルードが出ていきますので、マスターシリンダーの中のフルードを切らさないように新しいのをつぎ足しながら繰り返し、 「開けて → 握る → 閉める」 時々フルード補充を繰り返して、きれいなフルードが出てくるまで繰り返します。

出てきましたらしっかりと締めて。フルード液を規定量、マスターシリンダーの窓から見ながら適量を補充してくださいね。入れすぎでも少なすぎでも駄目です。

パッドの量が少なければ下限の方でも大丈夫かもしれませんが、それでも少なすぎると足りなくなってエアを噛んでしまうこともあるので。

こちらはもうきれいなものに変わっているところです。受けにペットボトルなどで受け皿を作っておくと回りを汚さずに作業できると思います。

これは古いブレーキフルードです。ウーロン茶の如く茶色になっています。長く使っていると茶色になってきて、本来の性能を発揮できなくなってきます。もし、先ほどのゴムの部分にひびや亀裂が入っていたら、雨などで水が浸入して白濁してしまい最悪ブレーキが利かなくなってしまうことがあるので手定期的にでも確認することが大事だと思います。

左が変える前、右が変えた後の物。
色が違うのがわかると思います。フルードによって元の色がちがうものもありますが、使っていくと変色があると思うので状態もわかりやすいと思います。

基本的には2年に1回交換しておけば問題ないとは思いますが、頻繁にブレーキを使うような街乗りがメインで通勤などに使っていたりする方はもう少し早めに交換してもよいかもしれないですね。

今回はこちらのフルード、前に使って保管してたのを使いました。色も変わってなかったので時間がたっていましたが使いました。保管もしっかりしておかないとだめになってしまうこともあるので注意です。

変えた後と前ではブレーキする時のタッチがかっちりして、しっかりと効いてます。変えたのはブレーキフルードひとつですが結構乗っててよく感じるので、たまにでも交換してあげるのをお勧めします。

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