セサミProに買い替えた理由とレビュー|SwitchBotスマートロックから乗り換え

暮らし

皆さんはスマートロック使っていますか?こんなに便利なものを使ってなかったのは本当に損していたなと2年前まで思っていました。そんな自分も2台目になりました。スイッチボットもよかったのですが、次のスマートロックは「CANDY HOUSEのセサミ5proとセサミフェイスpro」へ。 

使ってみて良かったところと悪かったところを解説していこうと思います。

スイッチボットの誤作動による交換

何故今回交換したのかというと、2年ほど使っていましたスイッチボットのスマートロックですが、最近1か月に一回ぐらいの頻度で誤作動が起きていました。

普通に使っていると回る位置の校正(サムターンの位置の設定のやり直し)をしなくてはいけなくなることが出てきました。今まではそのようなことが起きなかったのですが、使っていくうちに何回か起きてきて家に入れなくなるのではという不安が出てきました。

指紋や番号で開けると、サムターンを必要以上に回してしまいエラーが出たり、その逆で閉める時に閉めすぎでエラーが出たり。これ以上回りません的なことになることも。

それ以外にも開いているのに閉まっている判定をされて開ける方向に回る、その逆もあったりと。なので外出している時にしまっている状態で起こると機器は壊れそうになるし、中に入れなくなり物理的な鍵で開けないといけなくなったりもしました。子供だけの時に起きてしまうとちょっと心配にもなりました。

このようなことが起こってしまったので買い替えをしました。

一昨年に「スイッチボット、スマートロック指紋認証」を導入してから2年と少し。今回「CANDY HOUSEのセサミ5proとセサミフェイスpro」に変更しました。

改めて導入するメリット、何故導入したか?

アプリの使い勝手が良く、連携のしやすさもあったスイッチボットですが、アプリはあまり使わないしハブを経由して他の機器との連携をするかと言ったらしないので、そこまでの物はいらないのかなと思いました。スイッチボットは値段も高いので他のメーカーで探したところ手ごろなものがありました。

CANDY HOUSEのセサミ5シリーズとフェイスpro

セサミフェイスpro
セサミ5pro

以前のブログの紹介で書いてはあったのですが、それから更に進化していました。

スマートロック本体も「セサミ5」から「セサミ5pro」に代わり、より静音、壊れにくいブラシレスモーターになり耐久性アップになりました。それにスリムになったので、狭くて設置できなかったところにも設置できるようになりました。

CANDYHOUSEに替えて良かったところ、悪かったところをお伝えしたいと思います。

良かったところ、悪かったところ

良かったところ

悪かったところ

  • 音がとても静か
  • 顔認証の精度が良い
  • 解錠する手段が多い
  • 大きさが小さく軽い
  • 解錠のスピードが速い
  • 値段が安い
  • 施錠・解錠がわかりずらい
  • チープな印象
  • 耐久性がなさそう

 一つずつ解説していきましょう。

良かったところ

音がとても静か

 こちらは開ける時のモーター音がとても静か。それと同時に「ピッ」となる音も大きくないため夜に帰ってきたりすると近所に響かないのでよいです。僕自身は朝、始発ぐらいの時間に出勤するのでスイッチボットの場合だと音が響いていましたので若干気になっていましたが、セサミ5proは音も静かですしモーター音も静かなので気にすることがなくなりました。

顔認証の精度が良い

 初めての「顔認証」 今までは指紋認証で開けるのがほとんどだったのですが、今回からは顔認証も導入したので使っています。いくつかのパターンで顔を認証登録しているので大体の場合はすぐに反応してくれて解錠してくれます。指紋認証でも簡単に開けることができましたが、顔認証になってからは両手荷物を持っていても空いてくれるのでさらにストレスフリーになりました。

解錠する手段が増えた

 顔認証、手のひら静脈認証 : 顔認証は立体技術認証で写真や動画でのなりすましを防止、

手のひら認証も一人一人の違いを分けて反応してくれるのでしっかりと反応してくれます

指紋認証、暗証番号 : 指紋も素早くしっかりと反応してくれますし、登録も顔認証と一緒で100件まで登録できます。暗証番号もあまり使いませんがちゃんと使えます。

ICカード認証 : SuicaやPASMO等FeliCa/MIFARE系カードが登録・利用可能です。「非接触ICカード」は交通系ICカードや社員証などでも解錠できるし、スマホに入れているSuica等でも解錠可能です。

アプリ スマートフォン遠隔解錠施錠 : アプリからの解錠もできます。ハブを使うことで外出先からでも確認、施錠などができます。

大きさが小さくて軽い

スイッチボットの最新機種「ロックUltra」(自分が使っていた物の後継機種)で重さが377gでセサミ5proは186gと半分以下の重さ

ロックUltraの大きさ     122×62.6×66.8 mm    重さ  377g 

セサミ5proの大きさ       92.7×57×41.7 mm     重さ  186g

写真は初代ドアロック重さ253g 111.6 x 59 x 73.2 mm
セサミ5pro

と一回り小さい

その分ドアノブ周りがすっきりとして、ぶつかったりしないで外れる心配が少なくなります。

解錠のスピードが早い

反応したらすぐに回り始めて解錠します。スイッチボットのロックUltraだとほぼ変わらないような気もしますが、以前の機種より早いです。

値段が安い

意外と重要で両方合わせると、スイッチボットに比べたら半値以下で購入でき、そろえることができます。考えたくはないですが、壊れた時用にもう1セット買っておいたとしても安いです。セールの時に買うとそうでもない時もありますが。

鍵が2個ついているドアなどに使用したい、と考えます。その場合は倍の値段になってしまいますが、安ければ2個買ったとしてもそれほどの出費にはならないです。

ここまでは良い面をお伝えしてきましたが、悪い面というか気になった点やスイッチボットとの違いをお伝えします。

悪かったところ

施錠・解錠がわかりづらい

解錠や施錠の時、開いたかどうかわかりづらい。

スイッチボットを使っている時は解錠したときは解錠マークが点灯してしまったときも点灯します。それに施錠するときにドアがしっかりと締まってなくて鍵がかけれてない時は赤く点灯して「閉まっていませんよ」とわかりやすく見えました。

セサミフェイスproの場合は、ブルーのランプのみで解錠したか施錠したかは、サムターンの音で確認するしかないです。一応点灯でお知らせしてくれているようなのですが、点滅のパターンもわからないのです。そこのところは目をつぶる感じになってしまうかと思います。アプリで開けたりするときはスマホ内の表示でわかりますが顔認証や指紋認証などほかの方法で開けるとちょっと戸惑うかもしれません。

施錠した後に、ちょっと戸惑っていたら顔認証で開いてしまった。ということも何回かありました。感度が良すぎなのか自分がどんくさいのかどっちなのかわかりませんが。

チープな印象

家の中に取り付けるセサミ5proは普通の外見をしていますが、外に取り付けるフェイスproはかっこよくスマートに見えますが、実物は軽くおもちゃみたいに軽いです。正直に思ったことはおもちゃ?なのではと感じるぐらいに軽く壊れそうという印象でした。取り付けてしまえばわからないですが、これから使っていこうと思っているのに、これで本当に耐久性大丈夫なのかな?というのが本音です。

透明で見やすいのですがプラスチック感が。

耐久性がなさそう

スイッチボットの場合は、重さがあればいいわけではないですが、しっかりと中が詰まっていて丈夫な感じがしました。安心感があるといえばいいでしょうか。物理的に壊れないであろうという安心感。それがセサミproにはまったく感じられませんでした。

裏面が透明で中が見えるのですが、配線等が切れて壊れやすそうだと思いました。

その他の部分

良いところと悪いところ、気になっているところを自分なりに上げていきましたがやはり何を重視して購入するかは人ぞれぞれだと思います。

セサミフェイスプロは電池が最大6個入り長く持つように設計されています。最小2個から使えますがそれでも1年は持つ計算らしいです。
スイッチボットもでんち2個で約1年間持ちました。

セサミはサムターンの回す角度もアプリで決めることができ、スイッチボットのように開けたり閉めたりと校正をしなくても、解錠施錠の角度を決める事ができるのは簡単で良い点でもありました。

アプリの角度設定の画面です。

解錠位置と施錠位置を決めて固定するを押せば、設定完了です。

タイマー式のオートロックもあり、「解錠してから設定で何秒後に勝手に施錠する」という機能もあり施錠を頻繁に忘れる人は設定しておくのも良いかと思います。

また別売りのオープンセンサーと併用すると閉まったのをセンサーが感知して「何秒後に施錠する」ということもできるようになります。

いろいろと関連商品も出てきてスイッチボットと同じくらいに使い勝手が増えてきている印象を感じました。

詳しく解説していく

変更して何が変わったのか

今回交換したことによって何が変わったかというと、やはり顔認証が特に便利でした。ランプで解錠したかがわからなかったりもしますがそれを補うぐらいのストレスフリーな体験ができています。

解錠も早くなりましたし、何よりも値段が安くより良い物に交換できたのがうれしいです。

ドアノブ周りもすっきりとしていて満足ですが、耐久性がどうなのかが心配なところもあります。値段が安い分ちょっと割り切れる部分もあるので良しとしますが。

取り付けに関して

取り付けも重さがない分、落ちるような心配をしなくてよいです。ですが取り付けはしっかりと取り付け面は脱脂しての取り付けをお勧めします。

パーツクリーナーやシリコンオフなどを使うとさらに安心だと思います。

持っていない場合はアルコールを吹きかけてから良く吹けば脱脂できますし簡単です。

フェイスプロ 両面テープで貼り付け
横のネジで動かないように固定

基本的には備え付けの両面テープでとりつけ。接着面がはがれたりしたりするのが嫌な人は強力マグネットがあります。滑り止めと一緒に使うとしっかりとずれないで良いみたいです。僕の友達曰くマグネットが強力な為、ドアからとるときにマグネットがはがれなく、ずらしながらとりドアに傷が少しついたと言ってました。それで僕は両面テープでつけました。

様々なドアに対応

サムターンの形は様々。自分の家で使えるかわからないと思う人もいますが、99%の鍵に対応しています。メーカーに問い合わせで、有料ですが様々な形のサムターンに対応したものを作成してくれます。小さいサイズなのですっきりと見せることもでき邪魔にならないという点も良いです。

何人かで使うシェアハウスでも、QRコードで合鍵を作ったりするのが簡単なのでそういった場所でも使えます。

助成金など

地域や自治体によっては防犯に関しての助成金などもあったりします。それをつかうことによって助成金で安く購入することができることがあるので、一度自治体などにアクセスして見てはいかがでしょうか?

購入に関してキャンディハウスは送料などかかりますが、公式サイトが安いです。Amazon等もありますが公式が今のところ安いと思いますので一度確認してみてください。

最終的な安全策

今回スイッチボットの誤作動で思ったことは、物理的な鍵はどこかに置いておいた方がいいなと感じてしまいました。だからと言って鍵を持つ気にはならないのですが。ダイヤル付きのキーボックスを買って水道メーターあたりに隠しておけば万が一の時でも対応できると思います。安全のための予備案も持っておくことがさらに心配事を無くしてくれると考えさせられました。

最後に

今回はスイッチボットからcandy houseの「セサミ5proとフェイスプロ」に変更して違いや使用感等をお伝えしてきました。

良かったところ

悪かったところ

  • 音がとても静か
  • 顔認証の精度が良い
  • 解錠する手段が多い
  • 大きさが小さく軽い
  • 解錠のスピードが速い
  • 値段が安い
  • 施錠・解錠がわかりずらい
  • チープな印象
  • 耐久性がなさそう

 

等良い事も悪いこともありますが、これだけは言えます

スマートロックは鍵のストレスからの解放の最適手段です!

スイッチボットからの交換で使用感が変わってしまうのかなと思いましたがほぼ変わらずでした。
使い方も設置の仕方も、アプリも普通に使用するのならば問題ないほど違和感はないです。

ハブを使った拡張ということを自分はしていこうと思わないので、安くてチープな印象はしますが問題ないレベルだと思います。それよりも触った感じなど気にしないのであれば、とてもお勧めしたい商品です。

スイッチボットを購入する人は、壊れないような頑丈さが欲しい人や、拡張でほかのスイッチボット製品と連携して使う人にお勧めできると思います。個人的にはもう少し価格が安くなれば、購入の検討対象にしたいと思います。

ここ2年半スマートロックを使って来て思ったことは、めちゃくちゃ便利!生活の一部が劇的に変化し、ストレスフリーになるということ。防犯面もしっかりとしていて、子供から大人、高齢者まで簡単に使えるというところが革命的だと思いました。

導入に関してもハードルは低いし、物によって値段は違いますが、すごく大きな出費ではないのに便利な日常を手に入れることができます。デメリットもありますがそれも享受しつつ、まずはスマートロックから第一歩を歩んでみませんか? 

SNSのfacebookで公式のコミュニティもありいろいろと質問もできるのもうれしいですね。

以上、皆さんの参考になればうれしいです。

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